生命保険講座 変額保険って何?! 老後の資産形成におすすめ

目安時間:約 13分

日本は世界でも指折りの長寿国ですが、寿命が延びた分だけ老後の暮らしに不安を抱える人も倍増しております。

 

 

「非常に不安を感じる」「不安を感じる」「少し不安を感じる」を合わせると、何と86%!の人が老後の生活に不安を抱えている様です。

 

 

その中でも、20代~40代世代の多くが、公的年金を信用していないというデータも。

 

 

自分の身は自分で守る必要があるのも事実です。

 

 

そういう方々の為に、本日は最近話題の変額保険について、記事を書きます。

 

変額保険って何?

 

変額保険とは、保険会社が資産を株式や債券などの金融商品で運用し、その運用実績に応じて保険金や解約返戻金などの受け取り金額が変動する保険をいいます。

 

 

そのため、通常の保険に比べ投資性の高い保険であるのが特徴です。

 

 

ただし、運用がうまくいかなくても最低死亡保険金は保障されています。

 

 

逆に、積立金額、解約返戻金額は既払込保険料を下回ることがあり、損失が生ずるおそれがあります。

 

 

変額保険を大きく分けると、一生保障が続く「終身型」と、保険期間が一定の「有期型」「年金型」があります。

 

 

また、保険料は比較的一般的な保険よりも割安で設定されています。

 

 

 

例えばこの契約の場合、基本保険金額1,000万円の設定なので、どんなに運用実績が悪くても死亡保険金1,000万円は最低保証されます。

 

 

逆に運用が好調な場合は、1,000万以上の死亡保険金が支払われます。

 

 

ただし、満期保険金や解約返戻金については最低保障されずに運用によって増減します。

 

 

 

公的年金だけでは、やはり足りないの?

 

 

公的年金は破綻するのではと心配してる方もいると思いますが、現実的に考えて公的年金制度が破綻する事は無いと思いますが、既存の65歳からの支給開始時期や、受け取り年金額の見直しは定期的になされていきます。

 

 

「平成28年家計調査結果」によると、1ヵ月の生活費の平均は、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦)では267,546円、高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)では156,404円となっています。

 

 

その反面、収入の状況ですが、「平成28年家計調査結果」によると、1ヵ月の実収入の平均は、高齢夫婦無職世帯では212,835円、高齢単身無職世帯では120,093円となっています。

 

 

つまり、夫婦で55,000円、単身者で36,000円、毎月不足している事になります。

 

 

この差を埋める為には、公的年金以外の制度を利用して、貯めて行く以外に方法はありません。

 

 

 

2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新し、香港についで世界2位の長寿国となっています。

 

 

つまりは、65歳まで働いたとしても、女性は22年間、男性は15年間、年金を含めた収入を確保しなければならないという事です。

 

 

仮に同じ年齢のご夫婦で試算すると、①15年間の不足分(お二人分)55,000円×12か月×15年=9,900,000円 ②7年間の不足分(奥様分)36,000円×12か月×7年間=3,024,000円

 

 

①+②で12,924,000円ものお金が、公的年金で足りない分(自分年金で準備しなければならない分)という事になります。

 

 

 

銀行預金じゃダメなの?

 

 

なじみ深いのは、やはり銀行預金ですが、今の超低金利時代では大きなリターンは不可能です。

 

 

また銀行預金はその流動性(現金化のしやすさ)の良さ故に、簡単に出金する事が可能です。

 

 

つまりお財布代わりなので、いざという時には直ぐに出金できるのでお金が貯まりにくいという欠点があります。(最大のメリットとも言えますが)

 

 

また、銀行預金や現金はインフレリスクに弱いという欠点があります。

 

 

 

インフレリスクとは?

 

物価上昇よりも資産価値の上昇が低ければ実質的に資産は目減りすることになります。(資産額は変わらなくても)

 

 

こうしたリスクをインフレリスクといいます。

 

 

多くの資産運用商品はインフレリスクに対して強いのですが、現金や定期預金、債券などはこのインフレリスクに弱い商品です。

 

 

近年はインフレよりも「デフレ」と呼ばれる経済状況にあったので、なかなか理解しにくいとは思いますが、例えばインフレ率が2%だった場合。

 

 

この場合に現金100万円を10年間持ち続けた場合、10年も当然100万円のタンス預金があるわけです。

 

 

ちなみに、この場合、10年後の100万円をその時点の価値に換算すると約82万円になります。

 

 

つまり、現金としてそのまま持ち続けた場合、価値は減価してしまいます。

 

 

身近なインフレ

 

もう少し分かりやすく説明すると、例えば車の価格。

 

 

シビック 2000年モデル 152万

 

シビック2005年モデル 187万

 

シビック2017年モデル 280万

 

 

同じ車種が、17年で2倍近く値上がりしています。

 

 

次にハガキの切手代の推移

 

昭和47年 10円

 

昭和51年 20円

 

昭和56年1月 30円

 

昭和56年4月 40円

 

平成元年 41円

 

平成6年 50円

 

平成26年 52円

 

平成29年 62円

 

という様に、昭和47年には10円で全国に配達出来ていた10円の価値が下落してしまったという事。

 

 

インフレというのは貨幣価値の下落を意味します

 

 

そのため、より現金に近い性質の資産ほどインフレの影響を受けやすく、逆に実物に近いものほどインフレの影響を受けにくくなります。

 

 

資産運用商品で見ると確定利回り(固定金利)の商品はインフレによる影響を受けやすく、変動金利の商品はインフレによる影響を受けにくくなります。

 

 

中長期的な資産設計をしていく上では、資産ポートフォリオの一部をインフレに強い資産にしておくことが推奨されます。

 

 

インフレに強い他の貯蓄性金融商品は?

 

 

⇒つみたてNISAって何? はこちらから

 

 

⇒iDeCoを使って、老後の不安を解消しましょう。 はこちらから

 



 

変額保険のメリットは?

 

 

①運用実績が良ければ、期待以上の死亡保険金・満期保険金・解約返戻金が受け取れる。

 

 

②運用実績が悪くても、最低死亡保険金額は保障されている。

 

 

③インフレに強い

 

 

④投資信託に死亡保障が付いている。

 

 

⑤定額保険に比べると割安

 

 

⑥毎月掛け金を拠出する事により、ドルコスト平均法が使える。

 

 

手堅く投資?! 「ドルコスト平均法」って何? はこちらから

 

 

 

変額保険のデメリットは?

 

 

①運用実績が悪ければ、積立金額、解約返戻金額は既払込保険料を下回ることがあり、損失が生ずるおそれがある。

 

 

②ただの投資信託に比べると死亡保障がある分、手数料が高い。

 

 

 

まとめ

 

①変額保険とは、保険会社が資産を株式や債券などの金融商品で運用する投資性のある保険商品です。

 

 

②変額保険のタイプには、大きく分けて終身型・有期型・年金型があります。

 

 

③死亡保険金と高度障害保険金には最低保証がありますが、解約返戻金・満期保険金には最低保証がありません。

 

 

日本人は、昔から「貯蓄は美徳」という教育を受けてきました。

 

 

ただそれは、1975年と1980年に今のゆうちょ銀行の10年もの定期の金利が12%だったり、安易に銀行に預けるだけでも6,7年で元本が2倍になったりしてた良い時代だったからの話し。

 

 

現在、銀行金利は限りなくゼロに近づいてしまったにもかかわらず、いまだに老後資金を預貯金、財形で用意している人が多いです。

 

 

有利な資産形成をするためには、今後の資産形成の考え方を変えなければなりません。

 

 

なぜなら、貯金で資産形成できたのは、たまたま金利が高かっただけという外部環境の要因がよかったという大原則が存在するからです。

 

 

大事なのは、資産を一極集中するのではなく、分散投資する事です。

 

 

以上、豊かな老後に向けて、変額保険のメリット・デメリットをまとめてみました。

 

 

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございましたm(__)m

 

 

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