海外旅行中に急な病気に! 健康保険があれば大丈夫?

目安時間:約 8分

 

2017年末から2018年始にかけての海外旅行渡航者は、70万4千人と過去最高になったそうです。

 

 

 

海外旅行に出かけるときに悩むのが、実は「保険」です。

 

 

 

旅行パックで付けようと思ったけど保険料の高さに躊躇し、「健康保険って使えないの?」「自分が入ってる医療保険は海外で使えたかな?」など、ウヤムヤなまま旅立つことも。

 

 

 

外務省では、海外旅行保険への加入を強く勧めていますが、実際はどうなのでしょうか?

 

 

 

海外旅行先で健康保険は効くのか?

 

 

 

何事もなく無事に帰国できるのが一番ですが、慣れない環境や食事で体調を崩したり、ケガをしたりすることもあると思います。

 

 

 

そんな時、日本だと当たり前の様に、病院の受付で出している健康保険は使えるのでしょうか?

 

 

 

意外に思うかもしれませんが、公的な健康保険は海外旅行先でも効きます。

 

 

 

日本の健康保険には「海外療養費」という制度があり、まず現地で治療費の全額を支払い、帰国後に申請をすれば「海外療養費」として、一部医療費の払い戻しが受けられます。

 

 

 

ただし、日本国内で保険診療が認められている医療行為に限定され、払い戻し額は、日本の治療費をもとに、自己負担(3割負担など)を差し引いた金額が支払われます。

 

 

 

払い戻しの申請に際しては、現地のドクターに「診療内容明細書」と「領収明細書」などを英語などで記入してもらう必要があります。

 

 

 

帰国後、その診療内容明細書と領収明細書に日本語の翻訳をつけて、加入している健康保険(会社員なら勤務先、自営業なら自治体の担当窓口)に提出します。

 

 

 

健康保険では、これらの資料をもとに給付額を算定して、2カ月後に払い戻しが行われます。

 

 

 

ただし、最初から心臓移植などの治療目的で渡航した場合などは、対象にはなりません。

 

 

 

また、美容整形手術、性転換手術、自然分娩の費用など、元々健康保険が効かないものについては請求出来ません。

 

 

 

具体的にいくら払い戻しされるの?

 

 

治療費は国によって大きく差がありますが、「盲腸」を例にみてみましょう。

 

 

 

盲腸は、日本では約40万円程で済みますが、米国(ハワイやロサンゼルス)では200万超!と言われています。

 

 

 

【日本での治療例】

 

自己負担が3割負担の方の場合は、12万円です。

 

 

公的な健康保険の負担額は、28万円(40万円ー12万円)です。

 

 

 

【ハワイでの治療例】

 

現地で200万円を支払い、払い戻し額は28万円(上記の健康保険の負担額)です。

 

 

その為、差額の172万円が最終的に自腹になってしまいます。

 

 

かなりの高額ですね。

 

 

 

民間の医療保険でカバー出来るか?

 

 

 

自分で入っている医療保険でも、海外での入院等は対象になります。

 

 

 

必要書類を揃えて保険会社へ請求しましょう。

 

 

 

ただ、民間の医療保険は、一般に日本の健康保険での自己負担額をカバーする目的で契約してる人が多いので、海外での治療費対策としては、不足するケースがほとんどでしょう。

 

 

 



 

クレジットカードに海外旅行保険が付いてれば大丈夫?

 

 

 

クレジットカード付帯の補償は、カードの種類や年会費の有無などによっても様々です。

 

 

 

カードの種類によっては補償額は50万円程度という事もザラにあります。

 

 

 

カードの補償が十分でないと感じたら、やはり外務省が勧める通り、海外旅行保険に加入されるのが安心です。

 

 

 

また、カードを保有しているだけで海外旅行保険が有効になる「自動付帯タイプ」と、そのカードで旅費を支払って初めて有効になる「利用付帯タイプ」が混在してますので、一度確認しておくことをおススメします。

 

 

 

まとめ

 

 

①海外旅行先でも、健康保険の「海外療養費制度」が使える。

 

 

②ただし、海外療養費制度で戻ってくるのは、仮にその治療を日本で行った場合の、健康保険が支給する金額です。

 

 

③海外で治療を行う場合は、医療費が高額になりケースがほとんどなので、海外療養費制度だけでは、自己負担分の穴埋めは出来ない。

 

 

④クレジットカードの海外旅行保険は、補償内容をしっかり確認する必要がある。

 

 

⑤不安な場合は、外務省が勧める通り、海外旅行保険に加入されるのが安心です。

 

 

旅行先の治安が良くない、期間が長い、一人旅などの場合は、特にしっかり備える必要がありますね。

 

 

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございますm(__)m

 

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