先進医療にかかるお金は、数百万円!?

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日本人の2人に1人が患う「がん」

2分の1の確率と聞いたら、避けては通れない病気ですね。

 

 

 

今日の記事は、がんの治療の中でも厚生労働省が認めた最先端の医療行為「先進医療」についての記事です。

 

 

 

CMなどの影響で、皆さん言葉自体は聞いたことはあると思いますが、実際にはどのような治療法があるかをお伝えします。

 

 

 

がんの放射線治療は2種類が有名

 

 

厚生労働省のHPによると、、平成30年3月1日現在「第2項先進医療技術38種類」と「第3項先進医療技術65種類」が定められており厚生労働省のホームページ内「先進医療の概要について」に掲載されています。

 

 

 

先進医療の場合、技術ごとに、治療を実施できる医療機関(病院やクリニック)が決められています。その中で名前が広く知られているのは、がんの放射線治療の一種である「陽子線治療」「重粒子線治療」ではないでしょうか。

 

 

 

この2つの治療は肝がんや肺がん、前立腺がん、腎がんなどに効果が認められており、「陽子線治療」は14施設、「重粒子線治療」は5施設で治療が行われています。

 

 

 

従来の放射線は、体表面に強く当たり、深いところでは弱くなっていくのに対して、陽子線は深いところにエネルギーのピークを作る事が出来ます。

 

 

 

つまり、ピーク位置をがん病巣に一致させて照射することができ、正常細胞への損傷を低く抑えるので、体への負担が少なくて済むのです。

 

 

 

また、重粒子線は陽子線よりも粒子が大きく、がんを殺傷する能力が強いですが、周りの正常細胞に当たった場合のダメージは大きくなります。

 

 

 

因みに先進医療は健康保険が適用されない自由診療の扱いになる為、全額自己負担となり、「陽子線治療」は260万円~280万円くらい、「重粒子線治療」は280万円~330万円くらいの治療費が掛かると言われます。

 

 

 

また、入院して治療を受けるのが一般的なので、先進医療に掛かる費用の他に、入院費用も加算されます。

 

 

 

実際に「陽子線治療」を行った方の支給例

 

 

43歳男性のAさん

「先進医療特約」付きの医療保険に加入中。

 

 

 

(病名)肝細胞がん

 

(入院日数)2日間

 

(手術)血管塞栓術

 

(先進医療)陽子線治療

 

 

 

⇒入院・手術の給付金にプラスして、先進医療給付金として、288万円の治療費全額が給付されました。

 

 

 

もし、Aさんが先進医療の保障を確保していなければ、約290万円もの先進医療に掛かる費用を自己負担しなければならないところでした。

 

 

 

「陽子線治療」は、早期の乳がんに対する臨床試験もスタートしており、今後、対象部位の拡大などが期待されています。

 

 

 

さらに、現時点では広大なスペースが必要になっている粒子線装置の小型化も進められているため、今後は導入する医療機関が増える事や費用の低額化が期待されています。

 

 

 

実施件数は「白内障治療」が多い?!

 

 

実は、先進医療の実施件数では、がんの治療ではなく、白内障治療の為に行われる「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」が一番多くなっています。

 

 

 

一般的な白内障手術では、焦点を遠近どちらか一方に合わせる事しか出来ないため、近くの物は老眼鏡などで生活する事になります。

 

 

 

一方、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」では、焦点を遠近どちらにも合わせることが出来るので、「遠くも見えて近くも見える」状態に回復することが出来ます。

 

 

 

こちらの技術料は全額自己負担のため、治療費が50万円前後掛かり、一般の治療に比べると10倍以上の治療費が掛かります。

 

 

 

もし、「先進医療特約」付きの医療保険に加入している場合には、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の先進医療を実施している医療機関で行うと保険の給付対象になりますので、治療費の負担がなくなるケースがあるのです。

 

 

 

ガン保険に「先進医療特約」を付けてる場合は注意!

 

 

前述した様に、先進医療の実施件数は、「がん」ではなく「白内障」の治療の為の先進医療が多いわけですが、今現在ご加入のガン保険に「先進医療特約」を付けてる場合は、がんの先進医療ではないので、白内障の先進医療に対しては、保険金が給付されません!

 

 

 

多少(数十円)高くはなりますが、医療保険に「先進医療特約」を付けてると、がんだろうが、がんじゃなかろうが、「先進医療」の治療にたいして、給付金が支給されます。

 

 



 

まとめ

 

 

①先進医療で有名なのは、がんの治療の「陽子線治療」「重粒子線治療」

 

 

②先進医療は健康保険が効かないので、全額自己負担

 

 

「陽子線治療」と「重粒子線治療」だと300万円前後の治療費

 

 

④実際の実施件数は「がん」ではなく、「白内障」の先進医療治療が多い

 

 

④その場合、ガン保険に「先進医療特約」を付けていても給付金は出ない

 

 

ならないにこした事は無いですが、いざなってしまった時に、「そんなはずでは・・・」とならない様に、ご自身の保険を見直すのも大事ですね。

 

 

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございましたm(__)m

 

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