花粉症がラクになる?! 最新治療はどうなってるの?

目安時間:約 11分

日本では4人に1人が発症している、今や国民病とも言われる花粉症。

 

 

 

今回は花粉症の始まりから、開発中の最新治療まで、花粉症の豆知識をご紹介します。

 

 

 

 

そもそも、なんで花粉症になるの?

 

 

 

花粉症は、体内に花粉(アレルゲン)が入ってきたとき、花粉を異物と認識して免疫機能が働きはじめてIgE抗体が作られます。

 

 

 

このIgE抗体は、免疫に関係する「マスト細胞」と呼ばれる血球系の細胞に結合します。

 

 

 

マスト細胞は花粉を排除しようとヒスタミンなどの化学伝達物質を放出します。

 

 

 

この化学伝達物質が体の神経や血管を刺激します。

 

 

 

この刺激により、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が起こります。

 

 

 

また、花粉症は自然に治ることはまれなので、症状が少しでもでた時点で、なるべく早めに治療を始めることが大切です。

 

 

 

花粉症は日本だけのもの?

 

 

花粉が飛散して花粉症の症状が辛くなってくると「花粉がないところに避難したい」と思いませんか?

 

 

 

しかし、花粉症は世界の各地で人々を悩ませている症状です。

 

 

 

世界で初めて花粉症が病気として見つかったのは19世紀のイギリス。

 

 

 

イネ科の牧草に含まれる花粉が原因で、干し草を扱う農夫が鼻水やくしゃみなどの症状で悩まされたそうです。

 

 

 

イネの他に、ブタクサも世界で多くみられる花粉症の原因です。

 

 

 

イネ花粉症はヨーロッパ、ブタクサ花粉症はアメリカに多く見られますが、日本のように重症化することはあまりないようです。

 

 

 

一方、スギの木は日本固有の植物で、樹齢30年頃から飛散が始まります。

 

 

 

戦後復興のために、日本各地で大量植林されたスギの木が、海外産の木材の流入などで需要が減り、樹齢30年を超えたスギ林が増えた事で大量の花粉を飛散させるようになりました。

 

 

 

スギ花粉症が初めて確認されたのは、1964年 東京オリンピックの年であると言われています。

 

 

 

ただ、日本の中でも北海道と沖縄県には、スギ林が少ないため花粉症のひどい症状が出ることはありません。

 

 

 

花粉症に悩まされている方は、この時期に花粉の少ない国や地域に旅行の計画をしてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

マスクの付け方、間違っていませんか?

 

 

花粉シーズンの外出に欠かせないマスクですが、自分に合うマスクを選び、正しい付け方をするだけでも、鼻の不快感がだいぶ違ってきます。

 

 

 

フィルター性能が高い不織布製をつけても、上下や裏表を間違えるとフィルター効果が弱まってしまいます。

 

 

 

マスクの付け方もあなどらずに、製品の説明をよく読んでから着用するようにしましょう。

 

 

 

また、マスクを使用中や外す時に、マスク表面にはなるべく触れないようにしましょう。

 

 

 

マスク表面には花粉が付着していますので、触ると手に花粉が付着して、その手で鼻や口元にもっていけば、自ら症状を悪化させる状況にしています。

 

 

 

使用後にマスクを捨てる際は、裏返しをする、ビニール袋に入れて捨てるなどの工夫もしましょう。

 

 

 

↓羽生君が使用していて、TVで話題になったマスク

 

 

 

 

スギ花粉が治るコメを開発中?!

 

 

毎日コメを食べるだけで、スギ花粉を治す!

 

 

 

そんな夢のようなコメの開発が進められていることをご存じでしょうか?

 

 

 

薬以外の花粉症を治す治療法として「アレルゲン免疫療法」「レーザー治療法」がありますが、「アレルゲン免疫療法」はアレルギーの原因物質を少しづつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。

 

 

 

最近では、「注射による皮下免疫療法」「舌の下の粘膜から投与する舌下免疫療法」がありますが、治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があるため、通院や費用の面で負担があることが懸念されています。

 

 

 

「レーザー治療法」は、鼻の中にポリープがあったり、鼻の中の形態に問題があって、薬による治療に効果が得られない場合に、鼻の中の粘膜をレーザーによって焼くことで、アレルギー反応を起こす場所を減らして花粉症の症状を軽減させる治療法です。

 

 

 

しかし、花粉症を完全に治す治療ではないため再発することもあります。

 

 

 

また花粉飛散のおよそ1か月前までに治療をする必要があります。

 

 

 

まあ、面倒だったり、完全には治らないなど、どちらもいまいちなんですね。

 

 

 

そこで、これらに代わる治療法として開発されたのが、「スギ花粉緩和米」です。

 

 

 

毎日投与する代わりにコメを食べるだけなので、手軽で安全な治療法になるのではないかと期待されています。

 

 

 

2006年に研究開発が公表され、2015年2月には臨床研究が始まりました。

 

 

 

現在は健康な人での安全性を確認しており、実用化が期待されています。

 

 

 

毎年、スギ花粉で悩む人にとって、「スギ花粉緩和米」は明るい話題ですね。

 

 

 

実用化を期待しながら、日常生活の工夫や薬の服用で症状を緩和させて、乗り切りましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

①花粉症は自然に治ることはまれなので、症状が少しでもでた時点で、なるべく早めに治療を始める。

 

 

②花粉症は、日本だけの病気ではなく、世界中で猛威を振るっています。

 

 

③正しいマスクの着用をしないと効果が半減。

 

 

④近い将来「スギ花粉緩和米」が発売される。

 

 

 

「スギ花粉緩和米」が出たとしても、スギ以外の花粉には効果がないので、当面はマスク着用と薬に頼る日々が続きそうですね。

 

 

 

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございますm(__)m

 

 

 

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