血糖値スパイクって何? 健康診断結果が良好でもダメ?!

目安時間:約 9分

健康診断結果では良好なのに、実はほっておくと危険な万病の種が潜んでいる。

 

 

それが「血糖値スパイク」

 

 

いま日本人の1,400万人の患者数がいると言われるほど、急速に蔓延していると言われる血糖値スパイクについてお伝えします。

 

血糖値スパイクとは?

 

 

 

従来、糖尿病を診断し、治療、コントロールするためには食事前の血糖値(空腹時血糖値)を測ることが大切だとされてきました。

 

 

この空腹時血糖値は60~109mg/dl(ミリグラム・パー・デシリットル)の範囲におさまると正常とされていますが、空腹時の血糖値が正常でも、食後1~2時間のうちに急激に高血糖(140mg/dl以上)となる病態が血糖値スパイクです。

 

 

食事を食べたすぐ後の短時間にだけ人知れず血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻るので、食後8時間がたった状態で行われる通常の健康診断では、見つからないことが多いのです。

 

 

グラフを描くと、まるでスパイク(くぎ)のような形を示します。

 

 

また、ブドウ糖のことを英語でグルコースというので、グルコーススパイクとも呼ばれます。

 

 

食後に急上昇するといっても、高血糖に特有の倦怠感や多飲頻尿、食べてもやせるといった自覚症状はほとんどない。

 

 

しかし、血糖値が急に上がると、その後に今度は急激に血糖値が下がることがあります。

 

 

このときの低血糖に伴う症状として、強い空腹感、頭痛やイライラ感、集中力・判断力の低下などを引き起こすことがあるので、食事の後にこのような症状があらわれたら、一度病院に行くのをおすすめします。

 

 

もしそのまま放置されることで病のリスクがどんどん高まっていくと、病気が進行し、糖尿病の合併症が出たり、知らない間に動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳卒中の引き金になったりする可能性もあります。

 

 

さらにがんや認知症のリスクにもなることがわかってきました。

 

 

血糖値スパイクのある方は、健常人と比べて

 

  • 心血管病は1.9倍

 

  • がんは1.6倍

 

  • 認知症は1.5倍

 

発症するリスクが高まる事がわかってます。

 

 

痩せていれば心配ない?

 

血糖値の心配なんて、肥満が気になる中高年の話でしょ?と思ったら、大間違い。

 

 

痩せ型の20代女性の5人に1人に起きているといわれています。

 

 

さらには、ジュースや甘いものをたくさん摂っている子供たちにも血糖値スパイクがあることがわかってきています。

 



 

血糖値スパイクはどうやったらわかる?

 

 

血糖値スパイクかどうかを知るもっとも正確で詳しい方法は、「経口ブドウ糖負荷試験」という、75gのブドウ糖を飲んで一定時間後に血糖値を測る検査です。

 

 

ただし、この検査は医療機関でなくてはできません。

 

 

家庭で手軽に調べるには、尿糖試験紙やデジタル尿糖計を使って、食後に尿をとって調べる方法があります。

 

 

尿糖検査の場合は血糖値が170~180mg/dLを超えると尿に糖が出るので、食後1~2時間後に尿検査をします。

 

 

ただし、血糖値が140mg/dL程度なら発見は難しいとの事。

 

 

尿に浸して色で診断するタイプの検査紙は、薬局でも購入できます。

 

 

でも正確な検査は、やはり医療機関で。

 

 

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血糖値スパイクの予防・改善は?

 

 

血糖値スパイクのような血糖値の急上昇を防ぐには、適切な食生活が大切だといわれています。

 

 

ジャガイモ、精白米のご飯、白パンなどは、GI(グリセミック・インデックス)値という血糖上昇効果が高い食品に数えられています。

 

 

こうした食品は食べる量を抑えてみましょう。

 

 

反対に、豆類や玄米、全粒粉のパンなどは血糖値の上がりにくい低GI食品とされていますから、積極的に取り入れましょう。

 

 

また食物繊維には、血糖値の上昇をゆるやかにし、急激な変動を抑える効果があるとされています。

 

 

効果を出すためには、食事のはじめに食物繊維が豊富な野菜を食べることが大切。

 

 

食事のはじめに5分ほどかけて野菜を食べることで、糖尿病患者もそうでない人も血糖値の変動がゆるやかになる結果が出ています。

 

 

野菜・サラダ ⇒ 魚・おかず ⇒ ご飯の順に食べることにより、血糖値の急上昇を抑える事が出来ます。

 

 

食事の後に運動をすると、血液の中のブドウ糖を筋肉のエネルギーとして使うので、血糖値を下げることができます。

 

 

食後30分~2時間ほどの間に軽い運動をすることで、血糖値スパイクを防ぐことができます。

 

 

ウォーキングなどで食後すぐに体を動かすと、小腸からのブドウ糖の吸収が穏やかになり、食後の血糖値が安定します。

 

 

まとめ

 

①血糖値スパイクとは、空腹時血糖は正常値でも、食後に血糖値が急上昇する症状。

 

 

②普段の健康診断では、発見されにくい。

 

 

③そのままにしてると、動脈硬化やがん、認知症のリスクが高まる。

 

 

④医療機関で調べる他、尿糖を調べる事でもおおまかな結果はわかる。

 

 

心臓・脳血管疾患を引き起こし、最悪の場合突然死の原因ともなりうる怖い病「血糖値スパイク」

 

 

ご心配な方は一度お調べになる事をおすすめ致します。

 

 

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございますm(__)m

 

 

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